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今日は航空行政について少し考えてみたい。知っているかな?日本には50を超える数の空港があって、そのうちのほとんどの空港が赤字経営となっている。



そんな中で特に関西の3つの空港に注目してみたい。

みんなもよくご存知だろう、伊丹空港、関西空港、神戸空港だ。


この3つの空港は大阪湾を中心に見てみると非常に近接している。

伊丹空港は戦後1959年に開港され、関西では最大の空港であった。それから1994年に関西国際空港が開港、そして2006年に神戸空港が続いた。



関空ができた頃は私も関西に住んでいて、関西に空の玄関ができるのかぁと嬉しくも思ったものですが、現実は厳しかったようで見込んでいたほどの利用客を得ることはできなかった。

その後神戸空港ができる時にはこんな近くに空港が3つもいるのかな?なんて思ったりもしましたが、やはりこの空港も成功からは程遠い結果となりました。



そんな中、当時の橋本大阪府知事が伊丹を廃港にする計画を口にして賛否を呼びましたが、この問題について一航空会社の人間である私の目線から考えてみたいと思います。

確か当時言われていた計画では、伊丹空港を廃止して関空を利用させよう。関空は伊丹に比べ大阪市内まで遠いので、ここの便をよくすることで利用者の利便性を保つことができると、確かにとてもいい計画のように聞こえます。



みんなも賛成の人が多いんじゃなかろうか?

私も航空会社に勤めていなかったら、賛成していたことでしょう。



でも、今日はちょっと違った視点からこの問題を見てほしいと思います。

航空会社にとってどの路線を飛ばすかという問題は、非常に大切です。



時刻などを含めて路線計画は極秘情報となりますが、『どこに飛行機を飛ばすか』というのはそれほど重要なのです。



また羽田ー伊丹線などは利用者も多く、新幹線との競合もあり、そしてちょっと遠くて不便な関空には最近参入したLCCが破格の運賃で運航しています。

いわば、とても微妙なバランスの上に立っている路線だと言えます。



そこを政治という力で無理矢理変えてしまっていいのだろうか。

もし失敗して空の便全体の利用者が減ってしまったらどうすればいいのだろう。



などと私は考えてしまいます。



それよりはむしろ経済的合理性に基づいて決められるべきである。つまりは自由市場の原理に基づいて(そんなことを言えばすべての赤字空港を廃港にするべきだとなってしまうかもしれませんが。。)、航空会社が乗り入れたいと思う空港ならば残すべきで、どこの会社も乗り入れたくありませんという空港は廃止すべきだと思います。



と、なんだか批判的な内容になってしまいましたが今日はここまでにしておきましょう。空港問題というのはいろんな見方ができて人それぞれの意見が生まれる非常に興味深いテーマなので、ぜひみんなも自分の意見を言えるようにしてほしい。



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2012.12.27 Thu l 業界研究 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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