HOME > スポンサー広告 > title - LCCに乗ってみて感じたこと。HOME > 業界研究 > title - LCCに乗ってみて感じたこと。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
実はつい先日、LCCに乗ってみた。
待ちにまったLCC初搭乗というわけではないんだが、航空業界に身を置く者として一度は乗っておかないとなと思っていた次第だ。


このブログであれだけLCCにより航空業界に新時代がやって来たみたいなことを言っていてあれなんだが、
やっとLCCなるものに乗ることができた。

その感想から航空業界への考察まで考えてみようと思う。


まず初めに言っておきたいのが、君たちもまずはLCCに乗ってみて、どう感じたのか言えるようにしてほしい。
航空業界を志すならば、この業界に関するものは自分の目で見ておくべきだ。

僕が乗ったのは成田ー那覇路線で、確か値段が9000円くらいだったかな。
多くの荷物は持たない主義なので、預け手荷物はなし。予約したのは旅行の4日前くらいだったと思う。

まあ安いよな。
他にもスカイマークや大手航空会社と比較してみたが、(ぶっちぎりではないが)安い方だった。
しかしLCCのホームページを見ていて思ったのは、日にち限定のキャンペーンみたいなのをやっていて、これだと5000円ほどで沖縄まで行けるようだった。
これは破格だ。自分の行きたい日程とかぶらなかったのが実に残念だ。

さて当日、チェックインから搭乗まで。
感想として実に陳腐で申し訳ないんだが、普通だ。

僕は普段自社の飛行機に乗る時も荷物は預けないので、グランドスタッフと関わらない。
自動チェックイン機でiPhoneに届いた予約番号を入れておしまい。

遅れたら確実に乗せてもらえないと聞いていたので早く空港についたのだが、かなりの時間が余った。
飛行機は沖スポット(オープンスポットとも言う)だったので、搭乗ゲートからはバスで飛行機に向かう。
特にこれもストレスに感じるものではない。

しかし一つ参ったのは、成田からの出発ということだ。
僕は横浜の近くに住んでいるので、成田までだと2時間近くかかる。
朝8時半の便に乗るのに5時起床というはめに遭った。まあ安いんだからそれくらい文句言うなという話かもしれんが。

そしてとうとう離陸。出発は朝早い便ということもあり定刻。
機内はというと、これも普通だ。
シートピッチ(前の座席との間隔)は少し狭く感じたけど、特に不快ではない。
シート自体は革張りで大手航空会社よりもむしろいいものを使っている。

客室乗務員の対応は、特に可もなく不可もなく。
でも飛行機機内は乾燥しているのが普通なので、お茶を一杯くらいは出してほしかったな。
たぶんそんな高くないんだろうけど、いちいち財布を出して..という手間を考えると、やっぱいいやと思ってしまう。

いちいち配りにこなくていいけど、水くらいは言ったらさっと出してくれるようにしてほしい。

あとは人が寝ている横でバタバタと走り回るのは勘弁してほしいと思ったが、それはLCCだからなのかよくわからない。
旅客をよく見た丁寧で行き届いたサービス...という感じは皆無であったけど、僕は個人的には過剰なサービスを期待しない。
やはりサービスにうるさい人は大手に乗るべきなのだろう。

で、本を読んで一眠りしてという間に那覇に到着。受け取る荷物もないのでそのまま到着ロビーへ出て行く。

うーん…感想として、いい意味でも悪い意味でも普通だ。
うちの会社ではたまにおばさまとかが『あんなにひどい接客をされて...』なんて苦情があったりするが、そういうのに無頓着な僕には問題ない。
だから大手航空会社を使うのと比べて、大差ないな。ただ一点、成田まで行かないとならなかったことを除けば。

僕の金銭感覚では、いくら3000円程度安くても成田までいかないといけないとなるとちょっと…という感想を抱いたが、そう思う人は少なくないだろう。
成田近辺に住む人は手放しで喜んでいいのだろうけど。

しかし僕が思うに、LCCが羽田に乗り入れてきたらこれほどの脅威はないと思う。
(2013年3月)現在においてはLCCは羽田空港からは発着してはいないが、これから先きっと羽田の発着枠を取得するだろう。
そうなったら大手航空会社も値下げをせざるを得なくなり、エアラインビジネス全体として薄利を分けるものとなる。

それかLCCが就航していない路線だけが高価であるという歪んだ空の運賃構造となってしまうだろう。(現状でも一部すでにそうなっているが。。)

もう一つ、今回僕が乗った便では遅れがなかったので問題なかったが、LCCは遅延が怖い。
まだ小さい会社では保有飛行機の数が少ないため、一度遅延が発生すると次の便も遅延し、玉突き的に遅延が発生する。大手ではスタンバイ機材をそこに投入することで遅延を解消することができるんだけど、LCCではそうもいかない。飛行機を寝かせておくくらいなら、飛ばして稼いでもらわないとな。

往路はまだしも、復路で飛行機が遅れると、それが夜の便だったりすると真夜中に成田に降ろされて、そこから家までタクシーがいくらかかるんだ!?ということになる。

さて結論。

まだまだ問題も多いLCCであるが、特にフライト自体は大手と大差ないんだから、定時性を向上させ羽田にも食い込んできたりとすれば、かなりの旅客がそっちに流れるだろう。
そうなると大手航空会社も『いやうちはサービスで勝負してますから…』とはいつまでも言ってられず、価格の競争が起こる。
その後うまく各社が路線を住み分けていけばいいけど、こんな狭い国だ、淘汰される会社も出てくるかもしれない。

また僕が今働いていて入ってくる情報では、LCC各社はそんなに好調ではないという話もある。
おそらく彼らは利益を求めてこれから短距離国際線に乗り出してくるだろう。(すでに国際線を飛ばしている会社もあるが)

一方で再建中(もう終わった?)のJALは絶好調。
うーん難しいな航空業界。


関連記事

2013.03.08 Fri l 業界研究 l コメント (1) トラックバック (0) l top

コメント

私も先日二社のLCCに乗りましたが、サービスにそこまでこだわりのない私としては、可もなく不可もなくなフライトでした。大手に比べて、CAさんの制服が動きやすいラフなものに見えました。
2013.03.12 Tue l 名無しのゴンベイ. URL l 編集

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://kaeruforca.blog.fc2.com/tb.php/43-89458222
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。